アラフィフの私としては、団体信用生命保険は必須のアイテム、そしてオプションも必須のアイテムです。一馬力なもので、私が病気やけがをしてしまうと、住宅ローンを支払うことができなくなってしまいます。。。
住宅ローンを選ぶポイントは、初めは利率オンリーでしたが、調べていく中で、団信オプションがバラエティに富んでいることがわかりました。
そして、オプションがマストの私からするとオプション内容の充実度、そして、オプションに入るために金利がどれだけ上乗せされるのか?といったあたりを比較しなければなりません。
アラフィフ目線で、残される家族のことも意識しつつ、極力、金利も抑えられる団信はないか各銀行の団信申し込みでわかったことを紹介します。
各銀行で提供する団信の特徴
・りそな銀行
団信革命という団体信用生命保険を出しております。3大疾病(所定のがん、急性心筋梗塞、脳卒中)や要介護状態をカバーするオプションを備えております。要介護状態のカバーは私が申し込んだ団信の中ではこちらだけでした。
アラフィフからすると団信革命のプションは非常に魅力的に映ります。
りそな銀行の「団信革命」利用者の中でもっとも多いのが医療関係者ということで、カバーする内容が専門家から見ても魅力的ということなんですかね。
注意点としては、こちらの特約をつけるには50歳未満である必要があります。誕生日前に契約を完了させないといけないので、検討中のアラフィフの方はご注意ください!!
もう一つ、保障が充実しているためか、上乗せの金利が年0.3%でなかなかの負担になります。
・auじぶん銀行
金利が最大の魅力であるauじぶん銀行ですが、団信のオプションも充実しております。私が検討していた時は、がん団信と11疾病保障団信があり、この11疾病保障団信がいまいち保障内容が充実していなかったので、はじめ11疾病保障団信で申し込みをした後、再度、がん団信に変更して審査を受けなおした経験があります。
今は保障内容が変わり、がん100%保障団信プレミアムと名前が変わりましたね。5つの重大疾病保障(がん、急性心筋梗塞、脳卒中、肝疾患、腎疾患)がすばらしいと思います。もっと早く出て欲しかった。。
がん100%保障団信プレミアムの上乗せ金利は、年0.15%で保障内容に対してこの金利はお得感はあると思います。
特約をつけるためには、満50歳までとなっておりますので、りそな銀行より1歳猶予があります。
・三井住友信託銀行
こちらのオプションは、46歳未満と以上で八大疾病保障特約の内容が異なります。アラフィフとなれば、46歳以上での保障内容となるわけですが、がんと診断されても住宅ローン残高が0円になるわけではなく、就業不能状態になったら毎月のローン返済分相当額が最長12か月分保障され、就業不能状態が12か月を超えて継続して、そこで住宅ローン残高が0円になります。
八大疾病保障なので、がん・急性心筋梗塞・脳卒中・高血圧症・糖尿病・慢性腎不全・肝硬変・慢性膵炎が対象となります。
ポイントは、病気になった際に就業不能状態がどれくらい続くかですね。FPの方に聞いてみたところ、確率は低いのではとのこと。
46歳未満じゃないと、充実した保障を得ることはできなさそうです。。
こちらの上乗せ金利は年0.2%でした。
・三井住友銀行
こちらのオプションは三井住友信託銀行と同じ八大疾病保障です。適用される年齢も保障の内容も変わらない内容です。(違いがあるのかもしれませんが、そこまでは見比べておらず。。)
ただし、こちらは上乗せ金利が年0.3%でした。さらに日常のケガ・病気保障特約をつけるとさらに0.1%でなかなかの上乗せ状態です。
上乗せ金利、特約保障内容ともに私の中では低い選択肢となりましたが、他の団信が通るかどうかもわからない状況だったので、申し込みはしました。
・住信SBIネット銀行
全疾病保障が住宅ローンに基本付帯しているのが他の住宅ローンとは違うところです。おまけに40歳未満であれば、3大疾病50%保障が基本付帯というなかなかなサービスぶりです。
とはいえ、アラフィフの場合はその年齢に入らないわけですから、3大疾病50%保障であれば年0.25%上乗せ、3大疾病保障100%保障であれば年0.4%上乗せとなります。
100%保障を受けたいことを考えると年0.4%上乗せはかなりなものです。。
・みずほ銀行
こちらの団信は他の銀行と違って、金利の上乗せではなく、年齢に応じた月額での支払いとなります。年齢が上がるにつれて高くなりますが、ローン残高が減ってくると支払う金額もだんだん減ってくるという内容でした。
そのため、他の銀行とは違って途中で団信をやめることもできるとのことでした。
うーん、アラフィフからすれば途中でやめるのは大きなリスクですし、そもそも、支払う金額がとんでもなく高くてびっくりしました。
年齢に見合った支払い金額とのことなので、年齢にかかわらず上乗せ金利が決まる方が、アラフィフにとってはよいと思います。
ので、団信オプションを考えているアラフィフの方はみずほ銀行は厳しいと思います。
まとめ
充実した団信オプション(特約)と上乗せ金利を見比べた際、一番魅力的だったのはauじぶん銀行でした。団信オプションの保障充実度で見るとりそな銀行ですね。
全疾病保障が基本付帯でついてくる住信SBIネット銀行は、残念ながら特約に入れる年齢を過ぎてしまった場合、魅力的なサービスになると思います。がん団信はいらないと思っている方にもよいかもしれません。
銀行によって特色のある団信オプション、病気が気になるアラフィフとしては、しっかり吟味して決めたいところです。
団信オプションは生命保険会社のテリトリーなので、銀行に聞いてもなかなか詳しく聞くことができないので悩ましいところです。
自分にとって何が一番優先度が高いかを考えたうえで、検討してみてくださいね!
豊富に情報を持っている住宅ローン専門のFPに相談してみるのもよいと思います!