購入する家や土地によって銀行から借りる金額は変わるわけですが、諸経費も含めてフルローンとするか、頭金を貯めて少しでも借りる額を減らすか悩みどころです。
変動金利も低く推移してるし、住宅ローン減税もあるし、住宅ローンは借りるだけ借りた方がお得かなあ。
5,000万円を超えると団信のハードルが上がると聞いたことがありますね。確認した方がよいですよ。
ドキッ、ハードルってなんだろう。。
銀行の方に聞いてみると、住宅ローンの団体信用生命保険は5,000万円以上か未満で提出するものが違うことがわかりました。
5,000万円以上の住宅ローンで必要となる追加書類とは?
さて、5,000万円以上になると追加で提出が必要なものは以下の通りとなります。
・健康診断結果証明書(団体信用生命保険専用)
こちらは私が実際に申し込んだ団信全てで共通な内容でした。フォーマットは生命保険会社によって異なりますが、
・既往症の有無(過去3年以内)、現症の有無、身体障害の有無
「有」の場合は、その詳細を記載します。
・血圧
血圧の最大、最小の数値を記載します。
・尿
尿蛋白、尿潜血、尿糖の結果を記載します。
・血液
GOT(AST)、GPT(ALT)、γ-GTP(GGTP)、総コレステロール、HDLコレステロール、LDLコレステロール、中性脂肪(TG)、ヘモグロビンA1c(HbA1C)、白血球数、赤血球数、ヘモグロビン(血色素量)、ヘマトクリット値、血小板数
一般的な血液検査の数値ですね。これを見る限りにおいては、異常な数値を放置しておくよりも薬を飲んで数値をコントロールしていた方が、よいのではないかなあと思います。
あとは、診察所見(一般状態、呼吸器、循環器、その他の以上)の有無でありの場合は、その詳細となります。
病院で書いてもらうものですが、会社の健康診断や人間ドックの結果通知書写しでもオーケーだったりします。
私は人間ドックの結果通知書があったのでそちらの写しを提出しました。提出できる結果通知書には期限があるのでご注意を。期限は1年2か月以内のものが多いのではと思います。
人間ドックの結果通知書と健康診断の結果通知書では、検査した内容に差異があるので、内容によっては不利なことがあるのかなあと思ってしまいます。
あくまでも公平な審査をしてくれるわけですから、申告の必要ないものまでチェックして、といったことはないんでしょうね。笑
初めて書類を記入して、回答が来るまでドキドキしました。アラフィフともなるとどうしても一つや二つ病気を持ってたりしますからね。。といいつつも周りに聞くと健康だったりします。笑
私は、三つ病気を持っていたので、とても心配でした。特に緑内障が団信に与える影響が強いらしく、住宅ローンを借りることになって初めて知ったのでした。。
他にも痛風や高脂血症とも診断されており、特約はもとよりそもそも団信が通るかどうかも心配でなりません。
家を買うと決めて、住宅ローンを銀行に相談するまで、アラフィフながら団体信用生命保険についてほぼ無知の状態でした。
健康なうちに入っていた生命保険や医療保険と違って、病気と診断されてからの保険です。入れてくれるのかなあと大いに心配になりました。
団体信用生命保険を調べていく中で、ワイド団信という通常の団信で断られた人でも入れる団信があることもわかりました。金利は高くなるけど、落ちてもまだ道はあると不安な気持ちを抑えつつ申し込み結果をその当時は待ったものです。
住宅ローンが5,000万円以上の場合は、団信に影響はあるか?
5,000万円以上が原因なのか、その団信が原因なのかは定かではないのですが、団信特約(オプション)を断られるという経験はしました。その時は団信自体はクリアしております。
5,000万円未満にして再度申し込みすればオプション通りますかね?と銀行の方に聞いたところ、保険の事はなんとも言えませんが、通るケースもあるのでチャレンジしてみてはいかがですか?と言われました。
5,000万円以上で何かしら条件が変わるのかなと感じた瞬間でした。
再度チャレンジすることで白黒ついたのですが、他に優先すべき申請があったので、結局はチャレンジできずじまいでした。今となっては心残りです。白黒をつけたかった。。
まとめ
5,000万円以上の住宅ローンで団体信用生命保険を申し込むと健康診断結果証明書などの追加資料提出が求められます。
アラフィフともなるといくつか病気を抱えている人もいると思います。私は3つ病気を抱えております。
あくまでも経験談ですが、病気に対するクリア条件が、明らかに5,000万円以上でハードルが上がっているように感じました。
5,000万円近辺で借入れを検討しており、持病がありつつも団信およびオプションに入りたい場合、5,000万円未満に借入金を抑えてみるという戦略もありだと思います。
くれぐれも虚偽の申請はしないようにしてくださいね!