アラフィフには審査が厳しい！？auじぶん銀行の本審査

変動金利が低いauじぶん銀行、住宅ローンを検討するにあたりこの銀行は外せません。auじぶん銀行も含めて私は７つほどの銀行で本審査を受けました。銀行によっては、本審査を通らないと最終的な適用金利が決まらない銀行もあったので、少しでも条件のよい銀行を探し出そうという思いで本審査を受けました。

ネット銀行ならば、webでのやりとりがメインかと思いきや住宅メーカの勧めもあり、ARUHIさんを通して営業マンとのやりとりをすることになりました。

アラフィフになっても住宅ローンなんてこれまでの人生、一度も経験したことがなかったので、営業マンと対面でのやりとりはなんか落ち着きました。笑

まずは事前審査の用紙を持参してくれて、そちらの記入からスタート。特に問題なく事前審査は通りました。

続いて団体信用生命保険、こちらは別記事で触れたいと思いますのでここでは割愛したいと思います。auじぶん銀行の団体信用生命保険は団信オプションが悩ましいんですよねえ。

こちらも無事に審査クリア。

さて、いよいよ本審査！

aruhiさんの公式ページはこちら

auじぶん銀行と並行してすでに３つほど本審査を提出していたので、本審査で提出する資料の準備はあらかた整っていました。なので、auじぶん銀行の本審査資料提出の準備はさほど時間はかかないかなと思っていたら、他の銀行では求められなかった資料の提出が結構あるではないですか。

ARUHIの営業マンに聞いてみたところ、アラフィフということで退職後の住宅ローン支払い返済能力があるか判断するために必要な材料だということでした。

なるほどー。。いや、待てよ。他の銀行からは求められていないが。。

本審査で必要な書類は、銀行によって多少の違いはありますが概ね、以下の書類です。

■本人確認資料
・運転免許証および健康保険証
・住民票

■収入に関する資料
給与所得の方
・源泉徴収票
・住民税決定書または住民税課税証明書
確定申告されている方
・確定申告書同付表（３年分）
・申告所得税納税証明書（３年分）
・個人事業税納税証明書（３年分）＊個人事業主の方

■物件資料
・売買契約書
・重要事項説明書
・パンフレット、チラシ、販売図面、物件概要書、価格表など
・工事請負契約書
・建築確認済証
・平面図（間取図）、配置図
・土地登記事項証明書
・建物登記事項証明書
・土地の公図、実測図、住宅地図

■その他
・他に借り入れがあれば、その明細資料
・名刺
本当にその会社に在籍しているかということで、会社に確認の電話をいれる銀行もありました。なんか銀行から会社に電話されるというのは、気持ちよくなかったですね。。借金滞納してるんじゃないか？とか思われそうで。。笑

ここまでは、どの銀行も本審査で提出する資料は、大体一緒です。

で、さらにauじぶん銀行では、追加で以下の資料が必要でした。

・退職金がわかる資料（退職手当通知額や退職金の計算方法がわかる資料等）
・年金がわかる資料（年金定期便、確定拠出年金等）
・貯蓄額がわかるもの（通帳、証券画面、学資保険等）
・返済計画書

なかなかの徹底ぶりです。

さて、返済計画書に記載が必要な項目は、

定年時期、退職金の有無、再雇用の有無、年金受給見込額、
退職後の返済原資（年金以外）、保有資産疎明資料、疎明資料

でした。

・定年時期
務めている会社の定年時期を記載

・退職金の有無
退職金ありの場合は、①見込金額②退職金による一部繰上返済予定額を記入します。
ARUHIの方曰く、本審査を通しやすくするには、繰上返済予定額をしっかり書いた方がよいとのこと。ただし、確定した情報ではないとのことです。あくまでも予定なので、ここは記入の一手ですね。

・再雇用の有無
ありの場合は、①再雇用後の給与水準②再雇用後の勤務可能（最長年齢）③再雇用後の退職金の有無を記入します。
ある程度の将来的な見込みがあればその内容を記入ですね。ここも大事な要素かと思います。

・年金受給見込み額
①基礎・厚生年金の金額②企業年金の金額③その他
その他は確定拠出金などやっていれば、ぜひとも記入しましょう。

・退職後の返済原資（年金以外）
ここの記入は非常に悩ましいです。サラリーマンの私としては、退職後に年金以外でベースとなる収入がこの時点では見当たりません。
「70歳前後に繰り上げ返済し、完済予定。」
と私は記入しました。実際はその時になってみないとわかりませんが。。

さて追加資料の提出も終わり、本審査結果を待ちます。書類のやりとりを何度か繰り返したので、結果が出たのは本審査申し込みをしてから１か月近く経ったかなあと思います。ARUHIの営業マンから携帯に電話が入りました。

金融機関の人

おめでとうございます！auじぶん銀行の本審査が通りました！

おおっ、無事に本審査が通りました。

他の銀行にはない本審査での追加提出資料。アラフィフならではの追加資料で、退職金の見込金額や再雇用の有無などこれまでしっかりと調べることをしていなかったので、自分の現状を知るための良い機会となりました。

住宅ローン資金については、ＦＰによる相談を行い、自分がいくらまでだったら無理なく返済できるのかシミュレーションすることができます。アラフィフであれば、ぜひともシミュレーションすることをお勧めします。

auじぶん銀行の本審査は他の銀行と違って、借り入れた金額に対して、退職後の支払い能力があるのか、証跡をもって審査されるため、他の銀行に比べてアラフィフはハードルが高いと思います。

逆を言えば、本審査が通ればしっかりと返済能力があると認められたということ。まあ、住宅と土地に抵当権がつけられるわけですから、銀行からすればとりっぱぐれることはそうそうあるものではないんだろうなとは思いますが、auじぶん銀行はしっかりしているなと思った本審査でした。

アラフィフの身としては、定年後の支払いをどのようにして乗り切っていくかですね。定年後の生活もあるわけですし、年金もどうなっていくのか不透明な世の中、手を打っていかなければなりません。このあたりは引き続き考えていきたいと思います。